Qmail3でGmail(その4)

 先日の設定でQmail3でGmailをプッシュ受信できるようになりました。Fromを変更しての返信もできました。快適なんですがまたも問題発生。pdxに転送したGmailメールがスレッド表示されません。ヘッダを見てみたらIn-REply-To: もReference: も無い。ってかFrom:とTo:しかない。pdxに転送された時点でごっそり削除されるらしい。今まで試した3つの方法をまとめてみると…。

\ 方法 長所 短所
1 Opera8.6でGmailサイトの通常HTML表示 Gmailの機能(ラベルとか)がそのまま使える PHS回線だと重い?
2 Qmail3のGmailアカウントで送受信 Gmailのヘッダそのままなのでスレッド表示可能 Gmailアカウントはプッシュ受信不可(定期的に自動巡回は可)
3 Gmailをpdxに転送。Qmailのpdxアカウントで送受信 tmail_qmail3使用でプッシュ受信可能 ヘッダ簡略化でスレッド表示不可

 どの方法でもGmailアドレス以外の「差出人(From:)」での返信が可能ですが、一長一短あります。そこで、2と3を合体して良いとこ取りですよ。

  1. 上記2と3の設定をする。
    • Qmail3に「Gmailアカウント」と「pdxアカウント」の両方作成する。Gmail側は「POP許可」と「pdxメール以外をpdxに転送」の両方設定しておく。
  2. tmail_qmail3もインストールする。
    • これが無いとプッシュ受信できません。tmail.txtは添付のもののままでOK
  3. Qmail3の巡回設定で巡回コース「pdx」を作成し「pdxアカウント」と「Gmailアカウント」の両方受信するように設定。

 pdxへの転送はメール着信お知らせに使うわけです。それを受けて新tmailが起動し青色LED点灯andバイブand巡回コース「pdx」によりpdxアカウントとGmailアカウントを受信。勿論Gmailアカウントはスレッド表示可能。
 Gmailアカウントメールの処理(「Gmailへの転送元のアドレス」毎のフォルダ振り分け等)は6月23日の日記と同様です。返信用テンプレートはFrom: とBcc: だけ追加しておけばokです。
 pdxアカウントに受信したGmailからの転送メールはお役御免なので受信と同時に削除するように振り分け設定すればよろしいかと(-人-)。直接pdxに来たメールは消さないように。
 これで決まってくれればよいんですけど…また何か起きるかも。いい手があったら教えてください。