後立山縦走(猿倉〜白馬大雪渓〜天狗山荘)

9/10から9/13まで
猿倉ー白馬大雪渓ー白馬岳ー天狗山荘(泊)
ー不帰嶮ー唐松岳ー牛首ー五竜山荘(泊)
五竜岳ー八峰キレット鹿島槍ヶ岳ー冷池山荘(泊)
爺々岳ー種池山荘ー扇沢(→猿倉)
と単独テント泊で縦走してきました。

9/9は横浜へ日帰り出張で金沢着が18時。山行き準備はしてあるので直帰して御飯食べて寝る!
22時頃目がさめたのでiPhoneで白馬山荘のブログを見てみると本日の大雪渓情報に何とアイゼン必携とある。どうしようか迷っていたが持っていくことにする。一昨年買ったまま使わずじまいだったEVERNEWの6本爪アイゼンをザックに押し込み再び寝る。

9/10 0:30愛車で金沢発。コンビニで朝食のおにぎり3個と眠気覚ましの缶コーヒー購入。北陸道糸魚川で降り国道148を白馬方面へ。70km先白馬駅前を右折、ちょっと先で白馬岳の案内に従ってローソンを右折、あとは猿倉まで一本道。猿倉着が3:30頃。無料駐車場は100台収容で半分くらい?の入り。(ハイシーズンにはすぐ満車になり八方第5P(右折したローソン横)に誘導されてそこからバスで猿倉まで行かねばなりません。)
4:30行動開始。空は満天星で本日の晴天は間違いなし。猿倉山荘でトイレを借りて4:40山荘横の登山口からいざ登山開始。

夜明け前だが徐々に空が明るくなる。

1時間ほどで白馬尻小屋到着。夏場はここから大雪渓が始まるが今の季節ではすでに融けてスノーブリッジ状態。危なくて歩けないので脇の秋道を歩きます。

20分ほど秋道を歩くと大雪渓が始まります。アイゼン装着!朝早いためか雪渓はカチコチでアイゼン無しでは歩けません。

持ってない人は諦めて引き返します。

6時半。さあ本日のメインイベント大雪渓登山開始!

クレパスもあり。怖い。

落石に注意しながらどんどん行くよ。

7時。雪渓を登り切り振り返ります。
さぁ白馬岳目指していくよ。
ここからはジグザグガレ場の急登です。天気も最高どんどん行こう。

途中避難小屋を過ぎて

9時15分。ついに主稜線に到着。

こちらが唐松岳側。といっても唐松岳は見えません。向こうに剱岳

そして白馬岳側。まずは白馬岳に登って戻ってきますよ。

15分で白馬山荘。ここにザックをデポさせていただき

さらに15分。9時50分白馬岳山頂。居合わせた山ガール(笑)の方々と登頂祝い。

登頂の祝杯は白馬山荘前のベンチに戻ってから。サイコー。
白馬山荘は建物も綺麗でレストランや売店が充実していてまさしくホテル。
一息ついたら再びザックを担ぎ、大雪渓分岐まで戻りましょう。
分岐から唐松岳方面へ暫く行くと丸山という展望の良い場所にでます。
山頂でお会いした山ガール(笑)と再開。今日は鑓温泉で一泊だそうです。いいねぇ。
ここに佇んでいたヒゲをはやしたかっこいい爺さんがいろいろ説明してくれました。
縦走するなら杓子岳は登らなくても良いけどカタクリの花が綺麗だから登ったら?時間はそんなに変わらないよ。だって。どうするかな。取り敢えず礼を行って歩き出した。

これから向かう杓子岳、鑓ヶ岳方面。信州側からガスが出てきた。杓子岳頂上分岐で登るかどうか迷う。後ろから山ガール(本物)が来たので我慢して登ることにする。

登ってる最中にガスが濃くなってきて山頂は真っ白。

さっさと鑓ヶ岳へ向かいましょう。カタクリの花はわからんかった。

鑓ヶ岳山頂。残念ながらガスで何も見えません。

しょうがないから行くよ。鑓温泉への分岐を過ぎてすぐに天狗山荘が見えてきた。

やっとついたよ。疲れますた。先客テントが2つ。13:40。
雪渓があって水が豊富なのかここは水が無料です。
トイレも綺麗でとても快適。テント張ってから自炊部屋でちょっと遅い昼食と缶ビール。
自炊部屋は小屋泊まりのお客さんと共通のを開放してくれてます。
テント場の入りは半分くらいかな。小屋の方は結構お客さんいるみたい。疲れたので人眠り。

夕方目が覚めるとガスが晴れていて鑓ヶ岳が見えました。

唐松岳側へひと登りしてとても綺麗な日の入りも見れました。
明日も晴れるぞ!不帰儉てどんなんだろう?ドキドキ。おやすみなさい。
夜通し風が強くてテント大揺れ。心配でした。でも空は満天星!
歩行距離:12km 総行動時間:9時間
明日に続く