後立山縦走(不帰の嶮〜唐松岳〜五竜山荘)
おはようございます。今日は五竜山荘まで行きますよ。
今日のメインイベントは何と言っても不帰の嶮。名前からして恐ろしい。
そして唐松岳山頂から剱岳を見ること。
昨夜のテン場は風が強くてテントが揺さぶられそのせいかよく眠れませんでした。
でも横になってるだけでも体は十分休めてるはず。
4時に起きだし朝食を取ります。空は満天の星!時々流れ星も。今日もいい天気。
今回の3泊4日のために持ってきた食料は
アルファ米6食(白米、ドライカレー、エビピラフを各2食ずつ)とカップヌードルリフィルを3食。
魚肉ソーセージ3本。それから初日の朝食は途中のコンビニでおにぎり3個。
あとはおつまみ(カルパス、チーかま)、行動食(一口羊羹、ミックスナッツ)。
荷物総重量は出発前に測ったらザックともで15kg。これを30リットルのZEROPOINTザックに詰め込んだのでパンパンです。
テント撤収に手間取って6時出発になってしまいました。
今日快晴いい天気。天狗平からしばらく平坦な尾根歩き。
天狗の頭2812m。
前方には向こうから鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と不帰の嶮。
このあたりから天狗の急下りと呼ばれる長い下りのスタート(向こうから来たら登りだけどね)
不帰の嶮最低鞍部まで約300m下ります。浮石だらけのガレ場の下りは怖いです。鎖場より怖い。
ペンキマーク○に従って慎重に降ります。
前方に不帰の嶮の岩稜軍が立ちはだかります。左から一峰、二峰北峰と南峰、三峰。
さて行きますかい。
一峰は難なくクリア。二峰北峰までが不帰の嶮の核心部です。
こんなんばっか。
テント連泊の荷物を背負っての岩稜上りが一番の不安だったけど実際は手足を使っての岩稜上りは意外と楽。
二足歩行での普通の登りが一番苦しかった。一歩一歩歩くしか無い。こういう時にダブルストックが有効なのかと思った。
今回はストック持ちませんでした。
はしごを登れば二峰北峰の頂きは近い。
不帰嶮の標識。わかってますがな。
まだ登りあるよ。気をつけなはれやー。先日も一人滑落で亡くなりました。
北峰を超えての下り。こういうとこが一番いやなんですう。
北峰から先はまあ楽です。
もう一登りで唐松岳頂上だ!
10時に登頂!
頂上には八方尾根側から登って来られた登山者が沢山いました。
剱岳がすぐそこに見えるよ!
頂上から唐松岳頂上山荘が見えます。
ここは八方尾根(向こう)側からリフトで気楽に来れるんで軽装の人もいます。
山荘の前を通って
さっさと五竜岳に向かいますよ。
と思ったらここから牛首と言われる結構な岩場の連続です。
が、鎖がしっかりついてるから慎重に行けば安心といえば安心。
牛首から先も厳しい岩場の連続です。むしろ鎖がないところも多くて牛首より怖いかも。
もうヘトヘトですがな。テント泊装備担いでの縦走はかなりきついですよ。
昨日もそうだったけど、小屋の手前では体力の限界って感じ。
唐松岳山荘を素通りしてきたので水も心細くなってきた。
五竜山荘はまだか(T_T)
ようやくガスの中に…
五竜山荘が見えました!よかった!1時ジャスト!
ここはお水は有料(100円/リットル。直売所方式)、トイレは無料だけど紙は持参。
缶ビール、チューハイはあるけど生ビールはなし。
小屋の晩御飯のカレーはおかわり可らしいよ!
取り敢えず缶ビールで無事到着の乾杯!疲れただけにウマイ!
テント張ってバタンQ…
ガスで夕焼けも見えません。小屋で聞いたら明日も晴れだって!
明日は五竜岳登って八峰キレット通って鹿島槍ヶ岳に登って冷池山荘まで行くよ!
おやすみなさい…
歩行距離:8km 総行動時間:7時間
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