笈ヶ岳

笈ヶ岳(おいずるがたけ)は、石川県、富山県岐阜県の3県にまたがる標高1,841mの山。白山国立公園内の両白山地の北側に位置し、日本二百名山に選定されている。
藪山で夏(無雪期)の登頂は極めて困難で、積雪期の限られた期間のみ登頂が可能である。日本二百名山の中では登頂が難しい山の一つである。 一般的な登山道はないが、春先にこの残雪を利用して、以下のコース登られることがある。
・石川県白山市の白山自然保護センター駐車場から冬瓜山(かもうりやま)・シリタカ山を経由するコース
白山スーパー林道三方岩駐車場から県境沿いのコース
Wikipediaより)

去年は北陸アルパインのH場師匠にいきなりマニアックなコースで無雪期に連れて行ってもらったんですけど(笑)。
今回は正攻法で白山自然保護センターから登りました。
K崎さんをピックアップして白山自然保護センター中宮展示館の駐車場に到着。既に5台ほど先客あり。明るくなるのを待って4時50分に登山開始、最初は展示館後ろの蛇谷自然観察路を30分程歩きます。昔猿の餌付けをしていた所に到着。ここからが本番。かなりの急登を登ります。

冬瓜山のナイフリッジもビビりながら何とか越え、そこから先はアイゼンを着けて快適な雪尾根歩きでした。
天気は快晴,真近に白山を見ながらとても楽しかったです。

笈ヶ岳手前でちょっとばてましたが11時丁度に頂上に着きました。休憩していると、後から続々と登ってきてあっと言う間に狭い頂上は満員になりました。

昼食を済ませて11時20分頃下山開始。
帰りは楽々の筈だったんですが…最後の急降下で足がガクガクになってしまい、ロープや枝に捕まりながら何とか降りて来ました。
16時下山で5時間も掛かってしまいました。こんな事は初めてです。体力不足を痛感しました。春山の醍醐味と同時に厳しさも味わった山行きでした。