穂高縦走(西穂高岳〜奥穂高岳)

本日(8月21日)は西穂高山荘から西穂高岳間ノ岳天狗岳−ジャンダルム−奥穂高岳と踏破し穂高岳山荘まで行きますよ。
コースタイムは10時間となっておりますので4時出発予定で3時に起きました。
朝ご飯食べたりテント撤収したりしてたら4時過ぎちゃった。行くよ!

独立標高点到着4時53分。乗鞍岳笠ヶ岳

次は西穂高主峰へ!

6時ジャストに到着。先客はお隣だったツェルト氏。68歳

予報通り快晴です。槍がくっきり。富士山も見えたよ。

さあ!いよいよここからは未知の世界である。先ずは西穂高からの急な岩場を下りまして鎖場の小ピークいくつか越え、スラブ状の岩場を怖々のぼると6:50間ノ岳(あいのたけ)に到着しました。

ここからの下りはかなり急ですが既に慣れたというか麻痺したというか淡々と足場を見つけながら降りていきます。
降りた所が間ノ岳天狗岳の間のコルという事で間天のコル。前方にはこれから挑む天狗岳。振返れば今降りて来た間ノ岳

天狗岳(天狗の頭)は逆層スラブの緊張する登り。

7:53天狗岳頂上に到達。道標が立ってます。前方にはジャンダルム。その向こうに奥穂高岳。ここでもツェルト氏と合流。元気だわ。てか氏の方が速い。

覚悟を決めたら行きますよ。天狗のコルへの下りはかなり緊張します。当然写真無し(笑)。天狗のコルからは岳沢への分岐があります。「安易に下るな」みたいな注意書きが有った。コルからは再び急登となり畳岩尾根の頭を越えてジャンダルムにぶつかります。奥穂へは右に巻道があり、ジャンダルムへは左から登ります。ここでツエルト氏がジャンダルムから降りてこられました。「奥穂側から降りるのは無理だからここでザックをデポして登っておいで」との情報をもらいました。登れたよ。感激。9:55。


言われた通り奥穂側から降りるのは無理そう。再び西穂側へ降ります。そもそもザック置いて来たし。右の巻道を行きます。狭くて結構緊張します。
巻道抜けてホッとした所でジャンダルムを振返りました。

この後、最後の難所「馬の背」が待ち構えております。西穂側からは急な登りが有りますが手掛りがあってむしろ楽かも。奥穂から来ると怖そう。
むしろ水平で狭い所が平均台みたいで怖い。風が吹いてたので怖さ倍増。慎重に両側を見ないようにちょっと前の足下だけみて渡りました。

ここさえ渡れば奥穂高岳に到着。11:20。7時間の道のりでした。
同時に西穂山荘を出た戦友の皆さんが待っていてくれました。感謝。
穂高山荘でテント受付。カレーライスとビールでジャンダルム踏破を祝いました。

涸沢岳〜北穂高岳〜南岳へ